担当
デザイン
制作要件
建設会社のロゴタイプおよびロゴマーク制作課題として、株式会社神崎建設のCIデザインを3案提案しました。 企業の信頼性や堅牢さ、現代性と拡張性を伝えることを目的に、伝統的な「角文字」、繋がりを象徴する「#」、構造美をモチーフにした「折り紙」の3つのコンセプトで展開。 コーポレートカラーは1〜2色に絞り、モノクロやグレースケールでも視認性が保たれるよう設計。名刺・ヘルメット・Tシャツなど、実際の使用場面も想定して制作しました。 課題要件に基づき、CMYKモードで制作し、線幅や縮小時の視認性にも配慮。ロゴマーク・ロゴタイプのバランスや展開性を意識した構成としています。 企業ブランディング・デザイン思考・実用性の3点を意識しながら、ロゴデザインの基礎力と応用力を高めることを目指しました。
A案
デザインについて
伝統と構造の力強さを、シンプルな造形で表現。 家紋にも用いられる「角文字」をモチーフに、建設業に求められる堅牢さと信頼感を表現しました。 四角い文字組みは建物の構造を連想させ、赤色はハンコの朱色から着想を得た日本的なアクセントとして配置。 線と塗りの2バリエーションを用意し、用途に応じて最適な視認性と印象が得られるよう設計しています。
B案
デザインについて
“繋がり”をテーマに、現代性と普遍性を両立したデザイン。 プラス記号を組み合わせた「#」の形に、人・技術・地域が交差する企業の在り方を込めました。 ネイビーとゴールドのカラーリングは、誠実さと挑戦心を象徴。 無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインで、SNSから印刷物まで幅広い展開に対応できる柔軟性を備えています。
C案
デザインについて
構造美と創造性を融合した、幾何学的なCI表現。 日本文化の折り紙と、建物の骨組みに共通する“折る・組む”という要素を掛け合わせ、六角形の幾何学構造でビジュアル化。 青と赤の配色で、信頼と挑戦の精神を重ね合わせ、未来へ広がるイメージを表現しました。 複雑さと整然さを両立させた造形により、企業の革新性と技術力を印象づけるデザインとなっています。